MI治療(ミニマルインターベンション)は、最小限の侵襲で治療を行うことを指します。この治療法の目的は、歯をなるべく削らずに、実際に損傷を受けた部分だけを取り除いて修復することにあります。
歯をできるだけ削らず、神経を取らずに、生まれ持った歯をできるだけ残して歯の寿命を延ばすことを目的としています。しかし、歯は削れば削るほど強度が低下し、欠けたり割れたりするリスクが高まります。
低侵襲の考え方に基づき、大きく歯を削ることや神経を取ることを避けることで、歯が脆くなるのを防ぎ、破折や抜歯のリスクを減らします。
従来の歯科治療では、虫歯によって細菌汚染された歯質を徹底して削り、虫歯が深い場合は神経を取り、金属の詰め物や被せ物をかぶせて失った歯質を補う方法が一般的でした。
これに対し、MI治療では、歯をできるだけ削らず、神経を保持しながら治療を行います。
これは、歯科材料および接着技術の進歩により可能となりました。最新の接着剤を用いることで、詰め物や被せ物が歯と一体化し、細菌の侵入を防ぎ、二次カリエスを防ぐことができます。
天然の歯をできるだけ残すことは、歯の寿命を延ばす上で非常に重要です。
大きく歯を削ると歯は脆くなり、神経を取るとさらに弱くなります。MI治療では、必要最小限の処置に留めることで、歯の強度を保ち、長期的な健康を維持することを目指します。
また、早期発見・早期治療により、治療の侵襲を最小限に抑えることが可能です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:30~18:30
△:9:00~12:30(月2回)
※木曜は、月の初めと終わりの週のみ診療しています。
休診日:木曜・日曜
※月の初めと終わりの週以外の木曜は休診です。