当院の歯周病治療

歯周病治療は、この分野で15年以上（※）の経験を持つ院長が担当いたします。院長は日本歯周病学会に在籍し、日本歯周病学会「認定医」の資格を有しています。

日々の診療のかたわら、歯周病治療のさらなる研究にも余念がありません。その過程で得た新しい情報を、患者さまの治療に役立てたいと、強く望んでいるためです。

症状の軽い方はもちろん、「歯を抜くしかない」と言われるような重症の患者さまの治療も、私どもなら可能です。

「歯医者に通っているけれど、なかなか歯周病が改善しない」という方や、「抜くしかない」と言われるような重症の方も、ぜひ一度当院までご相談ください。

※2024年現在

当院は「歯周基本治療」に力を入れて取り組んでいます。歯周基本治療とは、歯周病の治療の基本である「検査」と歯の「クリーニング」を徹底する治療方法です。

日本における歯周病治療では、簡略化した検査を行っただけで治療を進めることが少なくありません。私どもはこのような簡略化をせずに、精密な検査をしていますので、よりお口の状態に合った効果的な治療計画を立てることが可能です。

歯のクリーニングでは、歯の表面にこびりついた歯石を丁寧に取り除いていきます。そして、治療終了後に再度詳しい検査を行い、治療前に行った検査結果と比較した上で、歯周病が改善しているかを確認します。

検査とクリーニングは歯周病治療の基本ですが、学会などでも効果を実証されている信頼性の高い治療方法だと言えるでしょう。当院はこれらを忠実に行うことで、症状を改善させていきます。

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク（歯垢：細菌の塊）の中に存在する歯周病菌によって、歯を支えている歯ぐきやあごの骨が破壊されていく病気です。

初期には自覚症状があまりないため、放置しているうちに症状が進行し、徐々に歯ぐきやあごの骨が破壊されてしまうケースが少なくありません。そのため、気づいたときには重症化して、歯を抜かなければならない…という事態になりがちです。

しかし当院では、「歯周組織再生療法（ししゅうそしきさいせいりょうほう）」が可能ですので、重症化した歯周病でも、歯を抜かずに済むかもしれません。

歯周組織再生療法とは、その名の通り、歯を支えている歯周組織である歯ぐきやあごの骨を再生する治療方法です。この治療を受けることで、進行してしまった歯周病でも歯を抜かずに治療できる可能性があります。

私どもは、「リグロス」と「エムドゲイン」という薬剤を使った再生療法を実践。「リグロス」は保険診療の範囲内で使用できますが、「エムドゲイン」は健康保険が適用されないため自費診療です。患者さまのお口の状況やご希望によって、より適切な治療方法をお選びします。

歯医者に長年通っていてもなかなか歯周病が改善しない方、「抜くしかない」と言われるような重度の歯周病の方も、ぜひお気軽にご相談ください。

※すべて税込表記です。